東京都江東区青海の山九(株)お台場輸出入センターで、燃料電池フォークリフトのトライアル利用開始

鈴木商館が水素充填設備を提供

 東京都江東区青海の山九(株)お台場輸出入センターで、燃料電池フォークリフト(FCFL)をトライアル利用する支援事業が開始されました。FCFLへ水素を充填する設備は鈴木商館が提供します。

燃料電池フォークリフトへの水素充填
燃料電池フォークリフトへの水素充填
鈴木商館が供給する水素充填用の設備

 山九(株)お台場輸出入センターでは、8月2日から9月30日まで2台のFCFLがコンテナ内の荷物運搬に利用されます。東京都はトライアル利用により車両性能の体験や、導入効果の検証等を実施し、今後、都内へのFCFL導入を促進するとしています。

 東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向けた取組として、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化を目指しています。水素燃料電池で発電した電気で稼働するFCFLは、利用時に水しか排出しないため、CO2の削減及び、作業環境の改善に役立ちます。また、短時間での充填が可能なため、長時間稼働する現場での利用に適しており、FCFLの導入による物流業界等の脱炭素化や水素利用の拡大が期待されています。

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