水素ステーション向け90MPa級超高圧液体水素昇圧ポンプの長期耐久性試験で、累計1,200時間の運転を達成

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実証試験用小型CO2回収装置「CO2MPACT™モバイル」を活用、紙業界の脱炭素化

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関西国際空港と米子空港・富山空港を結ぶ新規航空路線の就航を目指す地域航空のスタートアップ

液化 CO₂の常温昇圧(EP)輸送向けカーゴタンクの生産体制を確立

日本郵船・KNCC・JFE 商事が CCS の社会実装に向けて前進

 日本郵船とそのグループ会社の Knutsen NYK Carbon Carriers AS (クヌッツェン・エヌワイケイ・カーボン・キャリアーズ、以下「KNCC 社」)、JFE 商事は、液化二酸化炭素(以下「LCO₂」)の常温昇圧(EP)輸送時に必要となる LCO₂輸送船カーゴタンクおよび陸上での一時貯蔵タンク「LCO₂-EP Cargo Tank」の材料となる鋼材の生産設備と生産能力の把握、製造コストの算出を完了させ、アジア域内における鋼材の安定供給にめどをつけた。

 本タンクは、常温昇圧方式「LCO₂―EP システム」(注 1)で使用される LCO₂輸送船カーゴタンクと陸上一時貯蔵タンク。材料には汎用性の高い炭素鋼を使用しており、既存の大径鋼管製造設備を活用し、機械による自動溶接で生産ができるため、大規模な製造供給体制を短納期かつ低コストで構築することが可能。

 3社は、2024年3月に締結した LCO₂の回収・貯留(以下「CCS」)に関する戦略的パートナーシップの覚書に基づき、タンクの安定かつ大量供給網の構築に向けた検討を進めてきた。引き続き、CCS 事業の早期の社会実装に向けてさらなる検討を進める。

各社の役割分担

  • 日本郵船:総合物流事業を国内外で展開する実績をもとに、本タンクの輸送をはじめとする CCS 事業サプライチェーン全体を検討する。また LCO₂輸送船の検討および海上輸送のコスト、運航シミュレーションを実施し、CCSバリューチェーン(注 2)の実現性について検討を行う。
  • KNCC:日本郵船のグループ会社で、低温低圧(LP)、中温中圧(MP)、常温昇圧(EP)輸送を提供し、自社で設計・特許出願済みの本タンクを使用した常温昇圧方式での LCO₂輸送に関する技術を有する。LCO₂輸送船の検討および海上輸送のコスト、運航シミュレーションを実施し、CCS バリューチェーンの実現性検討を行う。
  • JFE 商事:JFE グループの中核商社として鉄鋼周辺ビジネスに関する知見と国内外ネットワークを活かし、本タンク製造に必要な鋼材を供給し、サプライチェーン構築に貢献する。

(注 1) LCO₂-EP システム:CO₂を常温・昇圧状態(0〜10°C、35〜45 バール)で貯蔵・輸送するシステム。CO₂の取り扱いも容易であり、CO₂の液化および貯留層への圧入前に必要となる加温・加圧プロセスで要するエネルギーが相対的に少ないことから、CCS バリューチェーン全体を通じたカーボンフットプリントやコストの削減が期待できる。
(注 2)CCS バリューチェーン:CCS (Carbon dioxide Capture and Storage)は、火力発電所や工場などから排出される CO₂を回収し、安定した地下の地層に貯留を行うことを指す。回収地から利用地もしくは貯留地までは専用の LCO₂輸送船で輸送する。

東京都が「グリーン水素トライアル取引」を開始

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 東京都は、グリーン水素の販売・購入価格をそれぞれ入札により取り決める市場形式による水素取引を新たに試行し、参加事業者を募集する。グリーン水素の取引機会創出、利用促進に向けたトライアル取引を実施。販売・購入価格をそれぞれ入札で取り決めるダブルオークション方式を試行し、都の支援により販売と購入の価格差を解消する。

エア・ウォーターがグループ会社10社と合同で「SEMICON JAPAN 2024」に出展

バルクガス(酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、水素、ヘリウムなど)の供給、特殊ケミカル品や有機金属材料、半導体パッケージ基板、精密研磨パッドなどを紹介

エア・ウォーター「統合報告書2024」を発行

グループ事業ポートフォリオで産業ガスを基軸とし、社会になくてはならない製品・サービスを提供し続ける「Essential Company」を目指す

福岡酸素「産学官連携型サーキュラーエコノミーモデル」で記者会見

平戸瀬戸市場から排出される魚の売残りや残渣を原料に液体肥料

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